首都圏で相次いだ強盗事件18件のうち千葉県市川市の事件で指示役として逮捕された男4人について、東京地検は25日、強盗傷人と住居侵入の罪で起訴し、発表した。地検は認否を明らかにしていない。 起訴されたのは、いずれも無職の福地紘人(26)=住居不定=、斉藤拓哉(26)=同=、村上迦楼羅(かるら)(27)=東京都=、渡辺翔太(26)=仙台市=の4容疑者。 発表によると、4人は昨年10月17日、市川市の住宅に侵入。女性(当時50)の顔や腹部を複数回殴るなどして全治2カ月のけがを負わせたうえ、現金計約4万8千円を奪ったなどとされる。 警視庁などの合同捜査本部は、SNSで緩くつながる「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」による事件とみており、ほかの事件への関与も調べている。