大阪市都島区で31日、男性が暴行を受け死亡する事件があり、警察は45歳の会社員の男を逮捕しました。 傷害容疑で逮捕されたのは、四條畷市の45歳の会社員の男です。 警察によると男は、31日午前6時すぎから、大阪市都島区東野田町の店内および建物南側の路上で、40代の男性に対し腹部などを複数回蹴るなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。 午前6時53分ころに、「人が倒れている。交通事故のようだ」と消防に通報があり、男性は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、午前7時34分に死亡が確認されました。 男性の体には、腹部に足跡のような痕があったほか、後頭部や背中に皮膚の変色や擦過傷が確認されているということです。 警察の調べに対し男は容疑を認めていて、「悪酔いをした被害者が迷惑をかけないように、店の外へ引きずり出した。お腹あたりを踏んだり蹴ったりした」と話しているということです。 当時、男は別の知人と飲酒をした後に偶然この店で被害者と合流、被害者はその際泥酔状態だったとみられています。 警察は今後、容疑を傷害致死への切り替えも含めて慎重に捜査する方針です。