【警鐘】“実在しない令状”や偽の逮捕状…なぜ急増?「警察官名乗る詐欺」 青森県警トップが緊急の動画メッセージ公開

相次ぐ特殊詐欺被害を受けて県警察本部が実際の事件で使われた偽の逮捕状などを公開し、警察官をかたる手口などへの警戒を呼びかけています。 こちらが今月7日、山口県警の刑事を名乗る男が県内に住む30歳代の女性に無料通信アプリ「LINE」のビデオ通話で見せた偽の逮捕状です。 さらに男は「凍結捜査差押許可状」という実在しない令状も見せ、女性に逮捕を免れるためとして暗号資産の購入を要求しました。 女性は140万円相当の暗号資産をだまし取られました。 いま全国的に相次いでいる警察官を名乗る詐欺。 県内でも去年から4倍以上に増えている特殊詐欺認知件数の4割が、警察官と信じ込ませる手口でした。 県警察本部はきょう公式YouTubeチャンネルで小野寺本部長のメッセージを緊急公開しました。 ★県警察本部 小野寺健一本部長 「警察官はSNSで連絡したり警察手帳や逮捕状などの画像を送ることは絶対にありません」 県警察本部は今月末まで「それは詐欺、気をつけて!強化期間」として、被害防止対策を強化しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加