所有者の偽造免許証を提出 逮捕の司法書士が手続きか 不正登記事件

司法書士らが逮捕された大阪市内の土地・建物の不正登記事件で、登記手続きの際、不動産所有者名義の偽造運転免許証などが法務局に提出されていたことが16日、捜査関係者などへの取材で分かった。 手続きは司法書士の松本稜平容疑者(34)=電磁的公正証書原本不実記録・同供用などの疑いで逮捕=が行ったとされ、大阪府警は同日、同容疑者らを送検。偽造免許証の入手経緯などを調べる。 府警や裁判資料などによると、本来の所有者の男性は80代だが、法務局に提出された男性名義の免許証の写真は60代の成り済ましの男だった。男性は20年ほど前に免許証をなくし、再発行しなかったため免許証を持っていないという。府警はこの男についても任意で捜査している。 法務局には、男性が松本容疑者を代理人に定めたとするうその委任状も提出されていた。府警は同容疑者が虚偽の委任状作成にも関わったとみている。 松本容疑者は昨年1月、大阪市北区中津の土地と建物2棟を巡り、所有者の男性から三重県内の会社(解散)に売却したとするうその所有権移転登記をした疑いで、同社元代表、小鹿瑞樹容疑者(33)と共に逮捕された。2人は「地面師」グループの一員とみられている。

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