ストーカー行為の果ての犯行なのでしょうか。 2025年の大晦日、茨城・水戸市の自宅アパートで31歳のネイリストの女性が殺害された事件は21日、急展開を迎え、元交際相手の男が逮捕されました。 茨城県警・坂井誠刑事部長: 被疑者につきましては、東茨城郡城里町、会社員の大内拓実、28歳、男です。 この事件は12月31日、ネイリストの小松本遥さん(31)が自宅の玄関先で血を流して倒れているのを小松本さんの夫が発見。 その後、死亡が確認されたものです。 当時、妊娠していた小松本さん。 首には刃物のようなもので刺された傷が残されていたほか、頭にも鈍器のようなもので殴られた痕が十数カ所あったといいます。 小松本さんの友人は「(小松本さんは)人当たりが良くて、明るくて、人に不快な思いをさせるような人じゃなかったので、正直びっくりしました」と話します。 そんな中、警察の捜査で浮上したのが大内拓実容疑者(28)。 捜査関係者によると、2人は小松本さんのかつての勤務先で知り合い、今の夫と結婚する前に交際していたといいます。 茨城県警・坂井誠刑事部長: 捜査で押収した証拠品の分析や精査、被疑者の身辺などの調査結果により、大内拓実を本件被疑者と特定するに至ったことから、本日通常逮捕したものです。 大内容疑者宅の近隣住民は「ハキハキした挨拶もする。休みで回覧を持っていくと出てくる」「(Q.交際相手の話を聞いたことは)ないな、それは。11日の成人式のころか、警察の人ら7、8人来て、何やってると思って」と話しました。 警察によりますと、大内容疑者は小松本さんとの関係が解消された後の2025年の夏前、電話やSNSなどで接触を試みたといいます。 こうした行為に対し、小松本さんが着信拒否やブロックなどをすると、2025年の秋ごろから12月にかけて、大内容疑者は小松本さんの居場所を周囲に聞き込むなどストーカー的な行為をしていたことが確認されていたというのです。 さらに明らかになったのが、事件前、小松本さんが警察に電話をしていたという事実です。 小松本さんのスマホには2025年12月、警察に電話をした記録が残っていて、「元彼からのストーカーみたいなものを相談するには、どこに行けばいいですか?」という相談をしていました。 この時、小松本さんは名前や連絡先を名乗らず、電話で対応にあたった警察官も“切迫性が認められなかった”として、折り返しの電話をかけることはなかったとしています。 そのわずか4日後に奪われてしまった命。 警察の調べに、「事実無根で何も知りません」と容疑を否認しているという大内容疑者。 警察は、大内容疑者が小松本さん殺害に至った動機など詳しく調べています。