逮捕のスカウト組織トップ、奄美から羽田へ移送 黒いフードにマスク

東京都暴力団排除条例違反の疑いで26日に逮捕されたスカウトグループ「ナチュラル」会長の小畑寛昭容疑者(40)=住居不定=が27日午後、鹿児島・奄美大島から羽田空港(東京)に移送された。公開手配した5日後に捜査員が奄美大島で見つけ、身柄を確保されていた。警視庁は、国内最大規模の違法スカウト集団とされるトップへの捜査を本格化させる方針だ。 27日午後4時55分ごろ、羽田空港。小畑容疑者は報道陣の前に姿を現した。灰色のスウェットに白い靴を履いていた。 右手で黒いフードを目深まで下ろし、うつむいたままだ。時折、白いマスクが見え隠れしたが、表情はうかがい知れなかった。 ■容疑について「今は何も話しません」と供述 容疑者の逮捕容疑は、他の人物と共謀して2023年7月24日、東京都渋谷区宇田川町の路上などで女性をスカウトするため、指定暴力団山口組系幹部に現金60万円をみかじめ料として支払ったというもの。「この件については今は何も話しません」と供述しているという。 容疑者をめぐっては、警視庁が25年1月、東京都暴力団排除条例違反の疑いで逮捕状を取得したが、行方が分からなくなり、11月に指名手配。今月21日には。公開手配に踏み切り、ポスターを1万枚作り情報提供を呼びかけてきた。 2日後の23日、匿名の情報提供が寄せられ、捜査員10人近くを派遣。鹿児島県奄美市で似た人物を見つけ、26日に逮捕していた。手配写真と異なり、髪やひげが伸び、黒縁の眼鏡もかけていたという。(西岡矩毅)

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