ロシアの反政府活動家イルダル・ダーディン氏(42)がウクライナ義勇軍として参戦して戦死したと、地元紙「ウクライナ・スカプラウダ」が6日(現地時間)報じた。 同メディアは、ロシア独立系メディア「メドゥジャ」などを引用して、ダーディン氏がウクライナ北東部のハルキウで戦闘中に死亡したと伝えた。 同氏は昨年初め、義勇軍に入隊し、前方シベリア大隊で「ガンジー」という仮名を使ったと、同紙は付け加えた。 また、2014年4カ月間4回にわたる反政府デモを行った疑惑で収監生活をしていたが、無罪判決を受けて2017年に釈放された。当時、許可を得ていない集会・デモで6カ月以内に2回以上逮捕されれば懲役5年以下で処罰する改正法律が初めて適用された。さらに、刑務所で刑務官に拷問を受け、殺害の脅威を受けたと主張した。