【AFP=時事】ギリシャ当局は6日、空軍の上級将校(54)をスパイ容疑で正式に拘束した。弁護人が明らかにした。別の情報筋とメディアによると、この将校は機密情報を中国に提供していたとされる。 匿名を条件に取材に応じた軍関係者によると、アテネ都市圏の部隊に所属していた将校は、軍司法当局に出頭した。 将校の弁護人を務めるバシリス・キルダリス氏は、将校は10日に軍事裁判所に出廷すると述べた。 将校は「スパイ活動および違法な情報収集」の罪に問われており、終身刑を科される可能性がある。 また、「軍事的性質を有する機密情報の伝達」の罪にも問われており、20年以下の拘禁刑を科される可能性もある。 将校は5日に逮捕された。 ギリシャ軍参謀本部は声明で、「軍刑法に違反する犯罪行為、すなわち国益を害するリスクを伴う機密軍事情報の収集および第三者への伝達の明確な証拠がある」と述べた。 匿名を条件に取材に応じた軍関係者によると、将校は空軍旅団に所属しており、技術情報を含む国家安全保障に関する機密情報にアクセスできたとされる。 この軍関係者とギリシャメディアによると、将校は中国の連絡先に情報を提供していた。 報道によると、将校は捜査官に対し、数か月前に中国人に勧誘されたと供述したという。 スカイテレビによると、西側諸国の情報機関が将校の情報送信を検知し、ギリシャの情報機関および軍に通報した。【翻訳編集】 AFPBB News