おととい、東京・新宿区の路上で動画をライブ配信中の女性が男に刺され死亡した事件で、警視庁は女性の死因が出血性ショックだったと明らかにしました。 この事件はおととい、新宿区高田馬場の路上で、東京・多摩市に住む佐藤愛里さん(22)がライブ配信中に顔や首などを刺され死亡し、その場にいた栃木県小山市の高野健一容疑者(42)が現行犯逮捕されたものです。 警視庁はきのう夜、司法解剖の結果、佐藤さんの死因について、出血性ショックだったと明らかにしました。 警視庁によりますと、高野容疑者はサバイバルナイフで佐藤さんの上半身を中心に30か所以上、刺していたということです。 また、高野容疑者が事件当日、栃木県のJR小山駅から電車に乗り、犯行現場の最寄りの高田馬場駅まで配信を見ながら移動していたことも新たにわかりました。 警視庁は、事件前に2人の間にあったトラブルをさらに調べています。