(CNN) ベネズエラの野党幹部の1人であるフアン・パブロ・グアニパ氏が8日夜、刑務所から釈放された直後、重武装した集団に拉致された。グアニパ氏の家族と複数の盟友が明らかにした。 政治的理由で拘束されている人々の釈放を求める米国に応じる最新の取り組みとして、ベネズエラ政府は8日に政治犯とされる人物らを釈放していた。グアニパ氏は、釈放された複数の著名政治家の1人だった。 国外にいるベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏によると、グアニパ氏はその後、首都カラカス近郊のロス・チョロスで男の集団に拉致された。 「重武装して民間人の服装をした男たちが4台の車両でやってきて、彼をむりやり連れ去った」とマチャド氏はX(旧ツイッター)に投稿した。 グアニパ氏の息子ラモン氏はSNSに投稿された動画で、父親が午後11時45分ごろに待ち伏せしていた10人くらいの男に銃を突きつけられ、連れ去られたと語り、父親が生存している証拠を示すよう要求した。 グアニパ氏が率いる保守系野党は、拉致の背後に政権がいると非難している。 グアニパ氏は昨年5月、地方選挙と議会選挙に対する「テロ」計画に関与していたとするカベジョ内相の主張を受けて逮捕された。根拠は示されていない。グアニパ氏はこの主張を繰り返し否定している。 マチャド氏は同日、グアニパ氏釈放の知らせを受け、祝福していた。「親愛なるフアン・パブロ、もうすぐハグできる!あなたは英雄であり、歴史はつねにそれを認める」