18日に山形県寒河江市で起きた80万円強盗狂言について、業務妨害の疑いで50代の消防職員の男が逮捕されたことを受けて、20日の午後1時半から、男の勤務先である西村山広域行政事務組合消防本部が会見を開いています。 出席した西村山広域行政事務組合・小泉博仁消防長は、「消防の信頼を損ねる行為」「許されることではない」などと話し、陳謝しました。 借金はあったのか、との質問に対しては担当者が「個人的なことなので」などとして詳細は明かしていません。 また、担当者は男が発見された時に手足が縛られていて、警察の調べで”自分で縛った”とわかったことについては「足は縛れると思うが、手は消防の技術でも縛れないのでは」と首をかしげました。 ■何があったのか 山形県内で手足を縛られた状態の男性が見つかり、強盗だと通報があった事件は、自作自演の狂言だったことがわかりました。警察は、嘘を言って業務を妨害したとして、消防士の男を逮捕しました。 業務妨害の疑いで逮捕されたのは、西村山広域行政事務組合消防本部に所属する消防士の男(54)です。 ※画像は同時間帯検問 ■手足は自分で縛っていた 警察などによりますと、男は18日、寒河江市の自宅前で2人組の男に呼び止められ、現金80万円を奪われた上、車を運転するように言われて7時間に渡って連れまわされ、大江町の楯山公園で解放されたなどと話していました。 しかし、実は大江町の楯山公園に向かい、車を停めたあと、歩いて「朝日少年自然の家」の敷地内に移動。そこで自身の手足をロープで縛った上でうずくまり、「助けてください」などと弱々しく呼んでいたということです。 ■あまりの状況に施設職員は驚いて・・・ 男を発見したのは施設の職員でしたが、あまりの状況に驚き、近くにいた工事関係者が近づいてきて110番通報したということです。 その後警察が男に被害について聞き取りをした際に内容に不審な点があり、さらに警察が男に事実確認をしたところ、強盗被害が嘘であることを自白したため、警察が逮捕しました。