衆議院選挙で東京7区から出馬し落選した、国民民主党の候補が公職選挙法違反の買収の疑いで20日、逮捕されました。 ■国民民主の落選候補者逮捕 入江伸子容疑者(63)ら3人は公示後の先月下旬から今月上旬にかけて、ビラ配りなどの選挙運動の報酬として、10代から20代の女性5人に現金合わせて27万円を渡したとみられています。※公職選挙法違反の買収の疑い 入江容疑者はフジテレビ社員を経て、2017年から東京都議会議員を2期務め、今回の衆議院選挙では国民民主の公認として、東京7区から出馬していました。 入江容疑者 「古く動かなかった税制の壁、規制の壁、そして古い政治の壁を打ち破っていく」 「取りすぎた税金を皆様の懐にお戻しするということを確実にやっていく」 注目区の一つだった東京7区には、玉木雄一郎代表も応援に駆け付けました。 「私たちはそんな頑張る現役世代の応援団でありたい。それが私たちの結党以来の思いです。具体的で迅速な皆さんの手取りを増やす政策を訴えているのはこの選挙、国民民主党だけなんです皆さん」 結果は、自民党の丸川珠代議員が当選。入江容疑者は中道候補、みらい候補に続き、1割に満たない4番目の得票数で落選しました。 ■選挙スタッフに報酬 今回、公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、入江容疑者のほか、SNSのマーケティングなどを手がける会社の代表・菅原京香容疑者(25)と、陣営の会計事務を担当していた佐藤芳子容疑者(63)です。 警視庁によると、今年1月ごろ、入江容疑者が菅原容疑者に運動員を集めることを依頼。菅原容疑者は入江容疑者と相談したうえで、日当1万円を支払う条件でビラ配りなどをするスタッフを集めていました。 入江容疑者は投開票日の翌日、引退を表明していました。 入江容疑者ブログから 「今回の結果を受け、政治家としての活動に一区切りをつける決断をいたしました」 この事態を受け、国民民主党の玉木代表は21日未明にSNSで謝罪しました。 玉木雄一郎公式Xから 「入江伸子が逮捕されました。被疑内容が事実であれば、選挙の公平性を揺るがす極めて遺憾な事態。ご心配・ご迷惑をおかけして申し訳ありません」 警視庁は入江容疑者が全体として運動員10人以上に報酬として少なくとも45万円を渡していた疑いがあるとみて、詳しいいきさつを調べています。 今回の衆議院選挙の立候補者が逮捕されるのは初めてです。警視庁は3人の認否を明らかにしていません。 (2026年2月21日放送分より)