三重県鳥羽市の沖合で貨物船が釣り船に衝突し12人が死傷した事故で、貨物船が減速せずに衝突したとみられることがわかりました。 20日、鳥羽市国崎町沖で貨物船が釣り船に衝突した事故では、釣り船の乗客2人が死亡、10人が重軽傷を負いました。 釣り船は右側から貨物船に衝突され2つに割れていて、乗客は「まっすぐにどんどん向かってきた」などと話していますが、捜査関係者への取材で、貨物船が釣り船に衝突するまで、スクリューを逆回転させるなどの操作をせず、減速せずに衝突したとみられることがわかりました。 この事故では貨物船を一人で操縦していた二等航海士・杉本波音容疑者(21)が、業務上過失致死などの疑いで逮捕・送検されていて、「回避動作を取ったが間に合わなかった」と供述しているということです。 海上保安部などは船に取り付けられているカメラの映像やGPSの位置情報を確認するなどして、当時の状況を調べています。