英国映画テレビ芸術アカデミーが主催する英国アカデミー賞(BAFTA)の授賞式が現地時間22日にロンドンで開催され、英王室のウィリアム皇太子(43)とキャサリン皇太子妃(44)夫妻が3年ぶりにそろって出席した。20日に皇太子の叔父にあたるアンドルー元王子が逮捕されて以降、夫妻が公の場に姿を見せるのはこれが初となった。英王室メンバーから逮捕者が出るという極めて異例の事態に、皇太子夫妻が姿を見せるのかどうか不透明な状況だったが、夫妻は笑顔でレッドカーペットを歩いた。 アカデミーの会長を務める皇太子は昨年の授賞式を欠席しており、2024年はキャサリン皇太子妃ががんと診断されて闘病していたことから単独での出席だった。 英メディアによると、皇太子はレッドカーペットで取材に応じた際に(のちに英国作品賞を受賞した)映画「ハムネット」をまだ観ていない述べ、「かなり落ち着いた気分で観る必要があるが、今はそうではありませんから」と話すなど、元王子の逮捕に動揺している様子も垣間見られたという。 元王子の逮捕から数時間後、チャールズ国王は予定通りロンドン・ファッションウィークに出席し、アン王女も事前に予定されていた公務を遂行していることが確認されている。英王室を揺るがす衝撃が走る中、王室メンバーは通常通り公務を遂行する姿勢を改めて示した形となった。 公務で知り得た機密情報を漏えいした疑いで逮捕されたアンドルー元王子は、すでに釈放されているが、有罪判決を受けた場合は終身刑になる可能性があると伝えられている。(千歳香奈子)