公共施設で刃物事件 専門家が警告「やってはいけない4つの行動」

2月19日、福岡市の図書館でその場にいた人たちが男に刃物で切りつけられる事件がありました。 もし、公共施設で襲われそうになったらどう防ぐのか。 犯罪心理の専門家に聞きました。 先週、福岡市図書館で男女3人が刃物で切りつけられ、61歳の男が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。 被害者と容疑者に面識はないとみられ、無差別に襲われた可能性もあるとみて警察が捜査を続けています。 公共施設での事件。過去、県内でも起きています。 2025年2月、大分市の荷揚複合公共施設に包丁を持った男が現れ駆けつけた警察官に取り押さえられました。 幸いけが人はいませんでした。 2024年には佐伯市役所に包丁を持った男が侵入。 自分の腹を切りつけるなどしましたが、来庁者や職員にけがはありませんでした。 ■当時対応した佐伯市職員: 「落ち着いて包丁を置いてくれたら、話を聞くからと、5分くらい話していた。その繰り返し」 また佐伯市役所では、25日正午ごろにも67歳の男が職員の胸ぐらをつかんだとして公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕されています。 もし施設などで襲われそうになったらどう行動すればいいのか。 犯罪心理学の専門家に聞きました。 「急に襲われそうになったら」県内の公共施設ではこうした場合に備えた対策があります。 多くの人が利用する大分市役所で庁舎の防犯を担当する管財課に聞きました。 やはり警察との連携が大切で、危険と思われる人物をできるだけ入口で止めたいと話します。 大分市役所では不審な人物が侵入したら、入口にいる案内所の職員が管財課に連絡します。 これには専用の連絡系統が使われるそうです。 そうすると管財課が防犯カメラを見て、担当職員のほか必要であれば行政対象暴力等対策員が駆けつける流れになっています。 この対策員は、カスハラや暴言など不当な要求がある場合に対応する警察OBなどの職員です。 感情的な人をなだめたり説得する役割なんだそうです。 大分市内の公共施設には、このような防犯対応マニュアルがそれぞれにあるそうです。 ただ、無差別な事件となると施設の対策だけでは防ぎきれません。 もし自分がいる場所で襲われそうになったらどう行動するのがいいのでしょうか。 犯罪心理学が専門の福岡大学大上渉教授によりますと4つのNG行動があるそうです。 一つ目は「相手を注意する」。静かに距離を取り様子を見るようにしてください。 そして「説得する」ことも止めてください。 海外では「興奮時は説得はしない」というルールもあるそうです。 「大声を出す」こともNGです。犯人が攻撃的な行動に出る可能性があります。 そしてやりがちな行動が「スマートフォンで写真や動画を撮る」ことです。 犯人が見てしまうと感情を激化させ攻撃対象になる可能性がありますので絶対にやめてください。 大上教授は、刃物などに気が付いたらまずは逃げる、隠れる。 犯人は興奮状態と考えられるので、「静かに離れて感情を激化させる行動は取らないように」と注意しています。 目の前で起きると誰しもパニックになる可能性があります。 だからこそ、こうした注意点を頭に入れて置くことが大切です。

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