自家用車やレンタカーで故意に事故を起こし、保険会社から保険金をだまし取ったなどとして、警視庁交通捜査課は詐欺や詐欺未遂の疑いで、川崎市宮前区の自動車内装工、小柳栄治容疑者(56)ら7人を逮捕し、1人を書類送検した。 小柳容疑者は保険金詐欺グループの首謀者とみられ、「もうけ話がある」「黒ではない。グレーだから大丈夫」と持ち掛けて友人ら15人以上を集め、少なくとも8件の保険金詐欺で6200万円を不正請求していたとみられる。小柳容疑者は「生活費や遊ぶ金が欲しかった」と話す一方で、容疑を一部否認。他の7人は「偽装事故で借金がなくなると聞き、話に乗った」などといずれも容疑を認めている。 小柳容疑者の逮捕容疑は令和5年5月、共謀の上、横浜市内の飲食店の駐車場で、容疑者らが運転する乗用車同士を故意に衝突させて保険金を請求し、保険会社に計約667万円を振り込み入金させたとしている。 同じ人物からの保険金請求が短期間に複数回あることを不審に思った保険会社が調査を行い、不正請求が発覚。昨年3月に警視庁に相談した。