元夫カニエ・ウェストとの間に、4人の子どもをもうけたキム・カーダシアン。ミソジニスト(女性蔑視主義者)を自称し、強姦や人身売買などの罪に問われているアンドリュー・テイトと弟トリスタン・テイトがカニエに接近していることを耳にし、長女ノースをカニエの元から取り戻したそうだ。 アンドリュー・テイトは、「マノスフィア(男性至上主義のコミュニティ)」を先導するインフルエンサーとして知られる人物。弟トリスタンとともに、犯罪組織の創設や強姦などの容疑で2022年にルーマニアで逮捕、起訴されていたが、先月末に釈放され、アメリカに帰国した。 TMZによると、キムは先週、ノースと一緒に過ごしているカニエの元を、テイト兄弟が訪問する予定だと知らせを受け、娘をカニエの元から引き離したそう。彼らはまた、アメリカとイギリスでも、性的暴行の容疑で訴訟を起こされているそうだ。 2022年に離婚を成立させ、現在11歳のノース、9歳のセイント、7歳のシカゴ、5歳のサームの監護的親権と法的親権を共同で持つことで合意していた2人だが、このところのカニエの暴挙をうけ、キムがカニエの親権はく奪を求め、法的措置を取るのではないかとみられるている。 先日カニエは、性的暴行容疑などで逮捕、起訴されたショーン・コムズとともに、ノースをフィーチャーした楽曲「Lonely Roads Still Go to Sunshine」の音源をリリース。キムはこの曲のリリースに反対し、離婚協議で定められた通り、双方の弁護士も含めて調停を行い、ノースを参加させないバージョンのみリリースすることで合意。しかしカニエはこの合意を破って楽曲をリリースし、X(旧ツイッター)にて、「男が最終決定を下す」と投稿。また、キムの実家であるカーダシアン家を「セックスワーカー」であり、子供たちを餌食にする「性的人身売買組織である」と非難する投稿をしたそうだ。 この調停では、「Lonely Roads Still Go to Sunshine」問題に加え、カニエがこのところ、反ユダヤ主義の言動を繰り返していることや、テイト兄弟との関係についても、話し合われていたという。