韓国・配達員が70代女性をはね逃走…「まず配達を終えたかった」供述に批判拡大

【03月14日 KOREA WAVE】韓国・釜山で、30代の配達員がオートバイで70代の女性をはねた後に逃走した事件が明らかになり、批判が広がっている。配達員は警察の調べに対し「まず配達を終えなければと思った」と供述したという。 JTBC「事件班長」によると、事件は先月2日夕方、釜山で発生した。被害者の70代女性は自宅周辺を散歩していた際、後方から来たオートバイにはねられた。事故の衝撃で頭を強く打ち、意識を失った状態で病院に搬送された。 後に確認された防犯カメラの映像には、路地を歩いていた女性にオートバイが高速で接近し衝突する様子が映っていた。運転していた配達員は周囲を見回しただけで119番通報もせず、そのまま現場から立ち去っていた。 氷点下の寒さの中、血を流して倒れていた女性を発見したのは通りかかった20代女性だった。保育園の教師だという女性はすぐに119番通報し、救急車と警察が到着するまでそばで付き添った。 警察は防犯カメラなどからオートバイの動きを追跡し、事故直後に配達員がチョッパル(豚足料理)の店で商品を受け取っていたことを確認。店の情報から運転者を特定し、事件から19日後に30代の配達員を逮捕した。 配達員はその後、女性に連絡し「事故後、眠れなかった」と話して示談を求めた。女性は「二度と同じことをするな」として示談に応じたが、後に警察での供述内容を聞き衝撃を受けたという。 配達員は警察の取り調べで「まずチョッパルの配達を早く終えなければと思った。事故で警察の取り調べを受けると仕事ができなくなるのが怖くて逃げた」と説明。また、出頭要請を受けた際には「そんなことがあったか覚えていない」と話していたという。 女性は「30代の大人が事故を起こして覚えていないと言うのか。人が倒れているのに配達が優先なのか理解できない。示談したことをとても後悔している」と怒りをあらわにした。 女性は現在も頭部の負傷で治療を続けている。一方、配達員は特定犯罪加重処罰法上のひき逃げによる傷害(逃走致傷)の罪で在宅起訴された。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加