警察かたり「現金を持参しろ!」 3200万円だまし取った疑い 台湾籍23歳の受け子を逮捕 出国時に成田空港で検挙 大阪府警

大阪市で高齢男性から現金およそ3200万円をだまし取ったとして、台湾籍の23歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居不定・職業不詳で台湾籍のホアン・ティエンスー容疑者(23)です。 警察によるとホアン容疑者は氏名不詳の人物らと共謀し去年12月上旬、大阪市内に住む70代の男性に対し、クレジットカード会社や警察官を装って電話をかけました。 そのうえで「あなたの口座に多額の現金が振り込まれている」「詐欺事件の主犯として捜査している」などとうそを言い、「逮捕を免れるためには自宅にある現金を洗浄する必要がある」などと信じ込ませたということです。 警察官を名乗る別の男が「2〜3日で返却する」などと説明し、男性に現金を袋に入れて大阪市内の指定された場所に持参させ、あわせておよそ3200万円をだまし取った疑いが持たれています。 ホアン容疑者は、現場で現金を受け取る、いわゆる「受け子」の役割とみられています。 被害者の男性が「返金されないのはおかしい」と感じ、警察に相談したことで事件が発覚しました。 警察は、防犯カメラの映像を解析するなどして、現場付近を不審な動きで行き来する人物を特定し、ホアン容疑者の関与を突き止めました。 ホアン容疑者は、去年10月に短期滞在で日本に入国したあと12月に出国し、今年2月に再び入国。指名手配を受けていたため成田空港で出国しようとしたところを逮捕されました。認否については明らかにされていません。 警察によると、ホアン容疑者は全国のインターネットカフェなどを転々としていたとみられ、青森から熊本までおよそ10の都府県を移動していたということで、余罪がある可能性もあるとみて調べています。 警察は「警察が現金を預かることは絶対にない。不審な電話があればすぐに相談してほしい」と注意を呼びかけています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加