大使館侵入「あってはならない」 警察庁が臨時会議、再発防止を指示

東京都港区の中国大使館に侵入したとして自衛隊3等陸尉の男が逮捕された事件を受けて、警察庁は30日、外国公館を常時警備している12都道府県警の警備部長らを集めた臨時の会議を開いた。楠芳伸長官は事件について「遺憾で、あってはならないことだ」と述べ、緊急に再発防止を徹底するよう指示した。 楠長官は、外国公館や外交官の安全の確保は当然だとして、「再発を防止し国際的な信頼に応えることが急務だ」と指摘。公館関係者と面談し、警備体制や非常時の連絡体制を再確認▽警備上の懸念事項や警察への要望を聴取▽侵入口になり得る危険な場所を点検、などを行い、警戒体制が万全かどうかを常にチェックするよう求めた。 また、国際情勢の変化が警備に与える影響を情報部門で分析し、警備実施部門と共有することも指示した。 警察庁は事件の発生を受け、中国大使館の警戒にあたる警察官を増やすよう警視庁に指示を出していた。(板倉大地)

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