「タイマンかヤキ選べ」改造バイクに因縁 傷害容疑で少年2人を逮捕

地元にバイクで遊びに来た男性に「タイマンかヤキを選べ」などと因縁をつけ、「ヤキで」と答えた男性に暴行を加えて重傷を負わせたとして、神奈川県警は同県秦野市を拠点とする暴走族グループ「ワンウェイ」メンバーの17歳の少年2人を傷害容疑で逮捕や再逮捕し、16日発表した。ともに容疑を認め、「仲間うちで、(男性に)気合を入れてカツアゲしてやろうという話になった」と話しているという。 秦野署によると、逮捕容疑は昨年9月22日未明、秦野市内の公園で、同県平塚市に住むアルバイト男性(19)を殴り、頭を踏みつけるなどの暴行を加え、外傷性クモ膜下出血などの重傷を負わせたというもの。 2人は路上で見かけた男性の原付きバイクのシートが、エナメル風の素材で改造されていることが気に入らず、「秦野でそんなバイクに乗って、調子にのってるの?」と因縁をつけて公園まで連れ出した。 男性が「金は持っていない」と訴えたところ、「タイマンかヤキか選べ」と迫り、男性が「ヤキで」と答えると、一方的に2人で暴行したという。 署によると同グループの結成は6年ほど前で、秦野市を拠点に20~30人規模で活動。「地回り」と称し、市外から来るバイカーのヘルメットのかぶり方やバイクの改造方法をチェックし、気にくわないと「生意気だ」「なっていない」などと、因縁をつけていたという。 署は、昨年9~12月だけで少なくともほかに5件、運転者を暴行したり金を脅し取ったりしていたとみて捜査している。(奥田薫子)

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