ストラテジー、ロビンフッド、コインベースを含む暗号資産関連株は米国時間4月17日に上昇した。イランによるホルムズ海峡の再開を受け、ビットコイン価格が2カ月ぶり高値を更新したためだ。 週を通じて7万6000ドルを下回る水準で停滞していたビットコイン価格は、4月17日朝に7万8000ドルを突破し、2カ月ぶりの高値に達した。 ストラテジーは一時16%上昇。ロビンフッドとコインベースの株価は4月17日にいずれも約6%上昇しており、3銘柄はいずれも今週約30%上昇している。 これら急伸は、イランが4月17日にホルムズ海峡を再開すると発表したことを受けたもので、より広範な株式市場の上昇の一部だ。S&P500種株価指数やナスダックを含む主要指数は過去最高値に達した。 トレジャリー企業ストラテジーは、億万長者マイケル・セイラー(純資産49億ドル[約7742億円])が率いるビットコイン保有企業だ。過去2週間で10億ドル(約1580億円。1ドル=158円換算)相当の暗号資産を購入し、同社の保有量は78万897BTCに増加した。これは現在600億ドル(約9.5兆円)超相当にのぼる。 イーサリアム、XRP、ソラナの価格は今週いずれも約10%上昇している。 ■「暗号資産の冬」を経た回復局面となるか 暗号資産価格は、いわゆる「暗号資産の冬(クリプト・ウィンター)」を経て上昇している。この冬の間ビットコインは、2025年10月の史上最高値約12万5000ドルから、2026年2月に約6万3000ドルへと約50%下落した。この長期下落は、米国・イラン紛争勃発が世界のリスク選好を揺さぶったことで、さらに加速した。 暗号資産の下落はストラテジーのような企業にも打撃を与え、同社は3月末終了の四半期で約145億ドル(約2.3兆円)の価値を失ったと報告している。