イラン、中東紛争開始後に21人の死刑執行 逮捕者4000人 国連

【AFP=時事】国連(UN)は29日、2月末に中東での紛争が始まって以降、イランでは少なくとも21人の死刑が執行されたと発表した。逮捕者は4000人以上に上っているという。 国連人権高等弁務事務所によると、今年1月の全国的な抗議活動に関連して少なくとも9人、反政府組織との関連で10人、またスパイ容疑で2人の計21人の死刑が執行されたという。また、国家安全保障に関連する理由で逮捕された人は4000人以上に上ると推定された。 拘束者の多くは、強制失踪や拷問の他、強制的な自白や模擬処刑など「残酷で非人道的な扱い」を受けているとされる。強制自白については、テレビで放送されることもある。 国連人権高等弁務官のボルカー・ターク氏は声明を発表し、「紛争による深刻な影響に苦しむ中、イランの人々の権利が、当局によって厳しく、残酷な方法で奪われ続けていることに愕然としている」と述べた。 また「これ以上の執行をすべて中止し、死刑執行の停止(モラトリアム)を導入すること、適正な手続きと公正な裁判を完全に保障すること、そして恣意(しい)的に拘束されている人々を直ちに釈放することを求める」とした。【翻訳編集】 AFPBB News

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