秋田県潟上市が発注した公共工事の入札を巡る官製談合事件で、職員が逮捕されたことを受けて潟上市は7日、市議会全員協議会で経緯を報告しました。 職員の逮捕を受け、潟上市の鈴木雄大市長は「本市職員が逮捕されたことについては誠に遺憾であるとともに、私自身も市長として痛恨の極みであります。このたびは誠に申し訳ございませんでした」と市議会に陳謝しました。 議員からは「今後同じようなことが起こらないように再発防止に全力を尽くしてほしい」という意見が複数あったということです。 今回の官製談合事件で社長と専務が逮捕された秋田市の深沢電装は、潟上市の登録業者で、これまで複数の事業を請け負っています。 工事の入札は市総務課の管財班が事務を担当しますが、逮捕された教育総務課長の菅原摂容疑者は事件当時、設計書の詳細を把握し、最低制限価格が予想できる立場でした。 菅原容疑者は2023年度から2年間、都市建設課長を務めるなど、建設関係を長く担当していました。 菅原容疑者の人柄などについて、市総務部の古仲淳部長は「あまり感情を出すタイプではなかった。周りから見るととっつきにくい印象を受けがちだったかと思うが、実際はシャイだが優しくて、特に建築関係については庁内でも随一の知識を持っているものと認識している」と話しました。 市は事実関係を確認し、菅原容疑者の処分を検討するとしています。