オーストラリア当局は8日、過激派組織「イスラム国」(IS)に関係した母娘を、奴隷関連犯罪の疑いで逮捕した。 母(54)と娘(31)の2人は、メルボルン国際空港で逮捕された。警察によると、母娘はシリアで女性を奴隷として使役したとして人道に対する罪に問われている。有罪となれば最大25年の禁錮刑が科される。 2人は7年以上にわたり、難民キャンプに拘束されていた。警察によると、2人は2014年に家族とともにシリアへ渡航し、自宅で女性を奴隷として拘束・使役していた疑いがある。ロイターは現時点で、母娘や弁護士と連絡を取れていない。 2人は、今月7日にシリアからオーストラリアへ帰国した女性4人と子供9人の一団に含まれていた。 本件とは別に32歳の女が今月8日、シドニー空港で逮捕された。この女は、ISへの参加などテロ関連犯罪に問われている。有罪となれば最大10年の禁錮刑が科される。 女性と子供たちの帰国を巡り、アルバニージー政権には圧力が高まっている。反対派は、女性らの帰国阻止に向け十分な対応を取らなかったとして政府を非難。一方政府側は、自国民の再入国を阻止するには限界があると説明している。