八代市庁舎建設巡るあっせん収賄事件 現職市議ら容疑者3人全員が否認【熊本】

八代市の庁舎建設をめぐり、現職の市議らが落札業者から「賄賂」を受け取った疑いで逮捕された事件の続報です。 これまでの警察の調べに容疑者3人とも容疑を否認していることが分かりました。 この事件は、八代市議の成松由紀夫容疑者(54)、元市議の松浦輝幸容疑者(84)、八代市の建設会社・園川組の役員、園川忠助容疑者(61)が、熊本地震で大きな被害を受けた八代市の庁舎の建て替え工事をめぐり、東京に本社を置く前田建設工業側が、落札できる入札方法を市の職員に指示。 その見返りとして2021年6月に現金6000万円の賄賂を受け取った疑いで逮捕・送検されています。 容疑者の弁護人によりますと、これまでの警察の調べに対して3人とも容疑を否認しているということです。 また、捜査関係者によりますと、入札が行われる直前の2019年6月ごろ、前田建設工業に有利な評価基準案が成松容疑者から当時の副市長に副市長室で手渡されたとみられています。 この案には前田建設工業に有利な項目が入っていて、このことを疑問に思った市の担当職員が熊本県に助言を求めたところ、一部修正されました。 しかし、最終的に採用された評価基準は依然として前田建設工業に有利なものだったということで、これが落札につながったとみられています。 警察は事件の全容解明に向けて調べを進めています。

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