北海道・千歳市で無免許で運転中に事故を起こした男と、この車に同乗し「運転をしていた」と虚偽報告をした母親が2月16日逮捕されました。 逮捕されたのは苫小牧市に住む無職の30代の男と、パート従業員の50代の母親です。 2024年8月28日、千歳市の道道で男が乗用車を運転し、車線変更をした際に大型バスと別の乗用車に衝突しました。 この事故で別の乗用車の男性が頸椎を捻挫するケガをしました。 駆け付けた警察官に対して男は「母親が運転をしていました。私は助手席でした」と虚偽申告をし、ドライブレコーダーもSDカードを抜いて提出をしませんでした。 その後、2人が保険会社に提出したドライブレコーダーの映像が警察にも共有され、虚偽申告が発覚。 2月16日、無免許過失運転致傷の疑いで男が、犯人隠避の疑いで母親が逮捕されました。 警察の調べに対し男は「処罰から逃れたくて、母が運転していたと嘘をついた」と容疑を認めていて、女も「息子をかばった。悪いことをした」と話しているということです。 この事故で男は首と腰を痛め、母親は左手をケガしたとして治療費を保険会社から受け取っていて、警察では保険金詐欺の疑いもあるとみて捜査しています。