東京都世田谷区で2000年に宮沢みきおさん(当時44歳)一家4人が殺害された事件の現場住宅に空き巣目的で侵入したとして、警視庁捜査3課は14日、ベトナム国籍の男性2人を邸宅侵入と窃盗未遂容疑で逮捕したと発表した。2人は「殺人事件が起きた現場とは知らなかった」と供述しているという。 住居不定の建設作業員、ルオン・バン・ハイ(32)と東京都調布市国領町、建設作業員、グエン・マイン・フン(28)の両容疑者。当時、2人は同居していた。 逮捕容疑は、23年9月~25年12月、宮沢さん宅だった空き家に窓ガラスをブロック片で割って入り、金目のものを盗もうとしたとしている。いずれも容疑を認め、「生活の足しにするためだった」「収入が不安定で金がなかった」と供述している。結局何も盗まずに後にしたとみられる。 警視庁や捜査関係者によると、25年12月13日に通りかかった警察官が侵入の形跡を発見。その後、現場に残っていた指紋や足跡が容疑者らのものと一致した。2人とも入管法違反(不法残留)容疑で逮捕、起訴されているという。 この家では00年12月31日、宮沢さんと妻泰子さん(同41歳)、長女にいなさん(同8歳)、長男礼ちゃん(同6歳)が殺害されているのが見つかった。未解決のまま捜査が続けられている。【松本ゆう雅】