ことし2月、福岡市の図書館で男女3人が刃物で刺された殺人未遂事件で、逮捕された男の鑑定留置が延長されることが分かりました。 福岡市早良区の無職、吉井辰夫容疑者(61)は、ことし2月に福岡市総合図書館で、利用者2人と警備員の合わせて3人を包丁で刺したなどとして殺人未遂の疑いで逮捕されました。 福岡地検は刑事責任能力の有無を調べるため、吉井容疑者をことし3月から鑑定留置し、精神鑑定を行っていました。 5月28日が期限でしたが、捜査関係者への取材で、検察が鑑定留置を延長する方針であることが分かりました。 吉井容疑者の精神状態について、さらに時間をかけ詳しく調べる必要があると判断したものとみられます。 吉井容疑者は、これまでに「仕事を辞めて金がなく、生活が苦しくて誰でもいいから人を殺したかった」という趣旨の供述をしています。