〝マネロン〟賄賂2000万円の流れ コンビニ3店舗から共犯者の口座へ 八代市議の自宅から口座カード押収 【八代〝巨額〟汚職事件】

熊本県八代市の新庁舎建設をめぐる汚職事件で、賄賂の一部を隠そうとしたとして八代市議会議員の男ら3人が再逮捕されました。また、新たに別の3人の男も逮捕されています。 組織犯罪処罰法違反の疑いで再逮捕されたのは、5月7日にあっせん収賄の疑いで逮捕されていた ▼八代市議会議員の成松由紀夫容疑者(54) ▼八代市の建設会社「園川組」の元代表園川忠助容疑者(61) ▼元八代市議で農業の松浦輝幸容疑者(84)ーーの3人です。 新たに逮捕されたのは、 ▼東京都のウェブ制作会社の代表渡邊裕人容疑者(49) ▼住所職業ともに不詳の伊藤卓也容疑者(51) ▼八代市の観光事業団「DMOやつしろ」の職員、中村和博容疑者(51)ーーの3人です。 ■事実上、成松市議が口座を管理 6人は、成松市議ら3人が八代市の新庁舎建設をめぐり、受け取ったとされる6000万円の賄賂のうち、約2000万円を渡邊容疑者が代表を務める会社名義の口座に入金し、犯罪収益を隠そうとした、いわゆる「マネーロンダリング」の疑いが持たれています。 警察によりますと、その口座からは複数の口座への振り込みも確認されているということです。 警察は5月7日の家宅捜索で、成松市議の自宅から渡邊容疑者が代表を務める会社名義のキャッシュカードを押収していて、口座は事実上、成松市議が管理していたとみています。 警察は、捜査の手が及ぶことを恐れて犯行に及んだとみていますが、6人の認否を明らかにしていません。 ■新幹線で賄賂運んだか 今回、現金の入金が行われたのは、東京の渋谷区恵比寿にある3店舗のコンビニエンスストアのATMとみられています。 4月5日の夕方、成松市議と松浦容疑者が現金を持って、新幹線で「新八代駅」から「新横浜駅」へ行き、渡邊容疑者、伊藤容疑者と合流しました。 その後、渡邊容疑者ら2人が、午後11時半ごろから翌6日の未明までの約1時間をかけ約40回に分けて入金したということです。

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