大分県宇佐市の高齢女性宅を訪れ、虚偽の説明で給湯器修理代名目の契約を結ばせ、現金20万円をだまし取ったとして福岡県に住む35歳の男が逮捕されました。 特定商取引法違反と詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡県福智町に住む建設業の男(35)です。 警察によりますと、男は今年10月8日、宇佐市内で一人暮らしをしている90代の女性宅を訪問し、「水が漏れています。給湯器の修理が必要です」などとうそを言い、契約を結ばせた上で修理代名目として現金20万円をだまし取った疑いが持たれています。 9日、女性から話を聞いた関係者が不審に思い、警察に通報して事件が発覚。契約書に記載された住所や社名などから男を特定し、容疑が固まったため逮捕しました。 男の認否については、捜査に支障があるとして明らかにしていません。 男は給湯器修理工事に関する事業を運営していて、警察は余罪の有無を含めて捜査を進める方針です。