特殊詐欺「かけ子」に20代男性を勧誘・紹介した疑いで暴力団幹部ら逮捕 男性は待遇違うと帰国〈仙台〉

おととし、20代の男性に特殊詐欺の“かけ子”の仕事を紹介したなどとして、仙台市太白区に住む暴力団組員など男2人が逮捕されました。 職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、太白区袋原に住む指定暴力団住吉会系幹部の阿部優哉容疑者(33)と、太白区上野山1丁目に住む自営業・加藤優一容疑者(33)です。 警察によりますと、2人は何者かと共謀し、おととし、神奈川県に住む20代の男性に「だましの電話をかけてお金を取る仕事」などとかけ子の役割を紹介し、実行役として犯行グループに男性を紹介した疑いが持たれています。 男性はSNSで仕事を探していたところ、闇バイトで“受け子”や“かけ子”など特殊詐欺の実行役をグループに引き込む「リクルーター」から2人を紹介されたということです。 男性は実際にタイに行きましたが、現地での待遇が説明されていたものと違っていたことなどから隙を見て抜け出し、帰国しました。 警察は「海外では脅迫や暴行、監禁される可能性があり、簡単・高収入と闇バイトの甘い誘いには乗らないでほしい」と注意を呼びかけています。 また、警察は「捜査に支障が出る」として2人の認否を明らかにしていませんが、実行役をリクルーターから特殊詐欺グループにつなぐ「仲介役」とみています。

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