北海道・函館中央警察署は2025年8月21日、保護責任者遺棄の疑いで、函館市に住む自称・セラピストの坂野夏実容疑者(26)を逮捕しました。 坂野容疑者は8月20日午後4時半ごろ、自宅に未就学の男の子を置き去りにして外出した疑いがもたれています。 警察によりますと、8月21日午前2時すぎ、「路上に酒に酔った女性がいる」と目撃者から通報があり、駆け付けた警察官が事情を聞いたところ、自宅に子どもを放置していることが発覚したということです。 その後、坂野容疑者の自宅で男の子を発見しました。 男の子にけがはありませんが、およそ11時間にわたって放置されていたということです。 坂野容疑者は男の子と2人暮らしで、当時は函館市内で知人と飲酒していたという趣旨の話をしているということです。 調べに対し坂野容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察は虐待の有無などを調べています。