「闇バイト」募り連続窃盗容疑、公開手配の男を逮捕 匿流の指示役か

少年らをSNS上の「闇バイト」などで募って連続で盗みをしたとして、大阪府警は4日、建造物侵入と窃盗の容疑で堺市中区の職業不詳、藤原朋輝容疑者(28)を逮捕したと発表した。 府警は3日に藤原容疑者を公開手配し、行方を追っていた。「匿名・流動型犯罪グループ」(匿流)の指示役の1人だったとみている。 逮捕容疑は、3月5日、堺市北区の金属リサイクル会社の事務所で現金5万円などを盗んだ後、中古スマートフォンの販売などを行う大阪府泉南市の店舗でスマートフォン約60台を盗んだというもの。 府警は、いずれの現場でも工具でガラス戸を壊して侵入したとみている。 この事件で府警は2日までに、指定暴力団山口組系組員の神川将一容疑者(29)と無職の増田挑容疑者(24)、17~18歳の少年ら4人を逮捕した。 少年のうち2人は事件当時高校生だったという。 府警は、藤原容疑者が神川、増田両容疑者とともに指示役を担当し、「闇バイト」で集めた実行役の少年らに対して、秘匿性の高い通信アプリで指示を出していたとみている。 少年らの供述や、共犯者から押収したスマートフォンの解析から、藤原容疑者らの関与の疑いが浮上したという。 府警によると、堺市と泉南市の事件と同様に、店舗のガラス戸などを工具で破壊して侵入する窃盗事件は、2月後半から5月末までに府内で約60件発生した。 府警は、藤原容疑者らが関与した事件が他にもあるとみて調べている。(岡田真実)

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