天文館の死亡ひき逃げ事件 元鹿児島市議の男の初公判 弁護側は認否について回答を“留保”

2025年7月、鹿児島市の天文館で女性(当時75)を車ではねそのまま逃げたとして、過失運転致死とひき逃げの罪に問われている元鹿児島市議会議員の男の裁判です。4日、初公判が開かれましたが、弁護側は今後の方針が未定だとし、被告の認否についても回答を留保しました。 過失運転致死とひき逃げの罪に問われているのは、元鹿児島市議会議員で鹿児島市西千石町の会社員、谷川修一被告(63)です。 起訴状などによりますと、谷川被告は2025年7月鹿児島市千日町の天文館通電停の近くで、普通乗用車を運転し、道路の左から車道を歩いて横断してきた鹿児島市郡元の無職、福元つるよさん(当時75)をはねてそのまま逃走。後続の普通乗用車にもひかれた福元さんを死亡させたなどとされています。 2016年4月までの20年、鹿児島市議会議員を務めていた谷川被告。逮捕当時、警察の調べに対し「現場を運転したことは間違いないが、事故については身に覚えがない」と容疑を否認していました。 4日の初公判に谷川被告はスーツ姿で出廷。検察側は冒頭陳述で「一度徐行して車を車道の左端に移動させたものの、停止して車から降りることはなく現場から逃走した」などと谷川被告の事故直後の行動について述べました。 一方、弁護側は今後の方針が未定だとし、谷川被告の認否についても回答を留保しました。7月1日に今後の裁判の進め方などについて打ち合わせが行われ、次回の日程が決まる予定だということです。

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