『名探偵コナン』毛利小五郎はなぜ最高の“父親キャラ”? 蘭との名場面から紐解く

『名探偵コナン』シリーズでは、毛利蘭と小五郎の親子関係が描かれてきた。一見“ダメ親父”に見えるが実は家族を大切にしている小五郎と、そんな父親を献身的に支える蘭。2人のあいだには、切っても切れないほどの絆が存在する。 そこで今回は過去の劇場版を中心として、小五郎と蘭の親子愛を示すようなエピソードを紹介していきたい。 ご存じの通り小五郎はギャンブル好きで美女に弱く、蘭にこっぴどく叱られる場面も少なくない。しかし蘭の身に危機が迫った際には、頼りない姿から一変。シリアスモード全開となり、全力を尽くして娘を守ろうとする。 ■『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』 とくに劇場版では蘭が事件に巻き込まれることが多いため、必然的に小五郎の豹変が描かれる機会が多くなりがち。代表的なのが、劇場版第1作『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』だ。 同作は各地で勃発する連続爆破事件をめぐって、コナンと警察たちが奔走するというストーリー。終盤では蘭が犯人のターゲットとなり、巨大商業施設に仕掛けられた爆弾によって窮地に陥るという展開が描かれた。 そこで小五郎は、蘭が狙われていることを知った瞬間に激昂。鬼の形相で犯人に掴みかかると、「テメェ! 蘭を一体どうする気だ!?」と怒鳴る。さらにその後、現場に駆けつけた小五郎は、爆発によって激しく燃え盛っているビルのもとへ生身で突入していこうとする。寸前で白鳥刑事に制止されるも、「蘭……蘭! 今行くぞ」「離してくれ! 蘭を助けるんだ!」と叫ぶのだった。 娘の命が失われるかもしれない状況に、我を忘れるほど取り乱す姿。そして自分の身を顧みず、娘を助けに行こうとする姿……。いずれも小五郎の“父親らしさ”がよく表れており、親子の絆を強く感じさせる作品となっていた。

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