【06月08日 KOREA WAVE】韓国・忠清北道清州市のコンビニエンスストアで、環境保護の規則に従ってレジ袋の代金250ウォン(約28円)を求めた店主の女性が、客の男から暴行を受ける事件が発生した。男は店内の什器(じゅうき)を投げつけるなどして店主にけがを負わせ、駆けつけた警察官に逮捕された。 韓国のテレビ局JTBCの番組「事件班長」などによると、清州市の大学街でコンビニを経営する40代の女性店主は先月31日午前、店内で酒を飲んでいた60代とみられる男から「残った食べ物を持ち帰るから袋をくれ」と要求された。店主が法規に基づき袋代を請求したところ、男は激高。「何様のつもりだ」「人を面倒くさがらせるな」などと暴言を吐き、店内の鉄製の棚やコーヒーメーカーを相次いで店主に投げつけた。 店主がその場で警察に通報すると、男は「今度俺の目に入ったら殺してやる」と言い残して逃走。通報を受けた警察は、自宅で酒に酔って眠っていた男を特定し、逮捕した。 店主は男が投げつけた物により腕の靱帯を伸ばすなどのけがを負った。店主は同番組に対し、「報復が怖くて通報をためらったが、さらに大きな事件を起こすかもしれないと思い、勇気を出した」と恐怖を訴えた。 番組に出演した弁護士は「映像が克明に残っており、危険な物を用いた特殊傷害や特殊暴行の容疑が成立する。重い処罰が下される見通しだ」と言及した。 韓国環境省は2003年から、資源リサイクル法に基づきスーパーやコンビニでの使い捨てレジ袋の無料配布を禁止している。違反した店舗には300万ウォン(約33万円)以下の過料が科されるため、店側は有料で提供せざるを得ないが、制度への理解を欠いた客によるこうしたトラブルや暴行事件が後を絶たない。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News