韓国の尹錫悦大統領の非常戒厳の捜査をめぐり内乱の疑いなどで捜査している合同捜査本部は、尹大統領の逮捕状を請求しました。 尹大統領を内乱などの疑いで捜査している合同捜査本部は30日、尹大統領の逮捕状を請求したと明らかにしました。 尹大統領は合同捜査本部の出頭要請にこれまで3回応じておらず、逮捕状が請求される可能性が指摘されていました。韓国の現職大統領に対して逮捕状が請求されるのは初めてのことです。 今後は、裁判所が逮捕状を出すかを検討します。現職大統領の逮捕は影響が大きいため、ハードルが高いとの見方もあります。 一方、尹大統領は非常戒厳の宣言について、大統領に与えられた統治行為であり、内乱罪には当たらないとの姿勢を示しています。