「北橋日記」前北九州市長の戦い ~工藤会VS市民 2760日の記録~ 【後編】福岡県警「工藤会頂上作戦」

福岡・北九州市の特定危険指定暴力団「五代目工藤会」。そのトップの野村悟被告とナンバー2の田上不美夫被告が逮捕された、いわゆる「頂上作戦」から2024年9月で10年が経った。 組織の意に沿わない企業や市民に容赦のない襲撃を繰り返し、北九州の街を恐怖で支配していた「工藤会」。その“最凶”の暴力団に戦いを挑んだのは、警察組織だけではなかった。そこには有名無名の北九州市民がいた。そして、その先頭に立つ北橋健治・前北九州市長(71)がいた。 あの攻防の最中、何を考えそして何を決断したのか。北橋さんが記した2760日間の日記を紐解きながら、その戦いの日々を辿る。

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