4200万円の詐欺被害 保釈金などの名目、松阪の50代男性

【松阪】三重県警松阪署は29日、松阪市内の50代男性が警察官を装った人物らに、保釈金などの名目で現金約4200万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。 同署によると、男性は18日、携帯電話会社の職員を装ったとみられる人物から「あなたの携帯にひも付いている電話番号から大量の迷惑メールが送信されている」との電話を受けた。 さらに、電話を替わった「静岡県警の安西」と名乗る男から「元銀行員を調べたところ、あなたから口座を買ったと供述している。あなたの逮捕状が出ている」などと言われた。 その後、男性は検察官を装った人物と電話やショートメッセージでやりとりをし、指定された口座に17回にわたって現金を振り込んだ。相手方と連絡が途絶え、妻に相談して被害が発覚した。

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