成人用玩具「ラブドール」の骨組み部分に10億円超の金塊を隠して密輸しようとしたとして、警視庁生活経済課は22日、中国籍で千葉県鎌ケ谷市の会社役員、周建軍容疑者(46)ら男女6人を関税法違反(無許可輸入未遂)などの容疑で逮捕したと発表した。中国からの航空貨物で中身は「マネキン」と申告されていたといい、警視庁は容疑者らが同じ手口で密輸を繰り返していたとみている。 警視庁によると、送り先は東京都荒川区のマンションだった。金塊は金属でできた骨組みの筒の中に隠されており、容疑者らは届いたラブドールを解体して金塊を取り出し、別の場所で1キロの延べ板に加工するつもりだったという。周容疑者は中国にいる何者かに金塊の発送を依頼する役だったとみられる。 逮捕容疑は1月6日、ラブドール3体に金の地金38本49キロ(10億7500万円相当)を隠し、中国・深圳空港から航空便で成田空港に密輸しようとしたとしている。警視庁は6人の認否を明らかにしていない。【洪玟香】