民家2階のベランダで住人が洗濯物を干している隙を狙って侵入し、玄関付近の金品を盗んだとして、兵庫県警捜査3課と西宮署などは29日までに、窃盗などの疑いで、大阪市西成区の無職の男(54)を逮捕した。阪神地域で平日朝に被害が相次いでおり、県警は男が関与したとみている。 逮捕容疑は2月27日午前8時50分ごろ、伊丹市内の民家に侵入し、現金約5万5千円の入ったかばんを盗んだ疑い。県警は2024年6月~26年2月、尼崎市と西宮市であった同じ手口の被害で、19件約236万円相当の関与を裏付け、捜査を終えた。 容疑者は、ベランダから玄関が見えやすい家を避け、1階に別の住人がいないか声をかけて探った上で、無施錠の玄関から侵入したと供述。盗んだ財布やかばんは、現金を抜き取ると川などに捨てていたという。 同課は「朝は通勤や通学で家族の出入りが多い時間帯だが、在宅中でも油断せずに施錠してほしい」と呼びかけている。