2025年DV摘発100件超、直近5年で最多 熊本県警 緊急通報装置貸与など保護対策を強化

熊本県警が2025年に摘発したドメスティックバイオレンス(DV)は前年比39件増の102件で、直近5年間で最多だったことが県警への取材で分かった。DVとみられる摘発は26年も相次いでおり、県警は、ボタンを押すだけで緊急通報できるGPS機能付きの装置を貸与するなど被害者の保護対策に力を入れる。 県警によると、25年のDVの摘発は暴行(60件)と傷害(34件)が多く、全体の約9割を占めた。DV被害の認知件数は、前年比17件増の472件。被害者の97・2%に当たる459人が女性だった。被害者の年齢は20~40代が約7割。被害者と加害者の関係は、婚姻関係(元を含む)が386人、同居する交際関係(同)が63人、内縁関係(同)が23人だった。 今年に入ってからも、5月には20代女性の顔を殴るなどして鼻の骨を折った疑いで交際中の20代男を逮捕。4月には、70代の妻を棒でたたき、全身打撲のけがをさせたとして80代の夫を逮捕するなど摘発が相次いでいる。

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