「11年間取り残され続けた」 高校2年の次男殺害された父親が警察署で講演 犯罪被害者や遺族を社会全体で支える必要性訴え

2010年、神戸市北区で殺害された高校2年の堤将太さんの父親が、7日、兵庫県の美方警察署で講演し、「犯罪被害者支援について考えるきっかけにしてほしい」と話しました。 約15年前に高校2年の次男を殺害された堤敏さんが、兵庫県警の美方警察署で「犯罪被害者遺族の声」をテーマに講演し、警察官や消防、医療関係者らが参加しました。 堤さんの次男の将太さん(当時16歳)は、2010年、神戸市北区の路上で、当時17歳だった男にナイフで刺されて殺害されました。 (堤敏さん) 「事件の知らせを受けたときから葬儀までの間、その期間はまったく現実感のない、ずっと悪い夢のなかにでもいるような感じでした」 男は、事件の約11年後に殺人の疑いで逮捕され、2025年10月に懲役18年の判決が確定しました。 堤さんは、「この11年は犯人が捕まらなかった期間というだけではない。被害者だけが取り残され続けた時間でもある」などと述べ、犯罪被害者や遺族を社会全体で支える必要性を訴えました。

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