大きな話題になっている“ハラスメント騒動”によって、俳優・佐藤二朗(57)とフジテレビの関係は絶望的な状況のようだ。佐藤は、7月7日には自身のXで、さらには 9日発売の『週刊新潮』(新潮社、『デイリー新潮』では一部を8日に掲載)の独占インタビューでフジテレビへ不信感を募らせるコメントをしているが、これを受けて、映画ファンからも嘆く声が上がっている——。 佐藤を巡っては、4月期のフジテレビ系主演ドラマ『夫婦別姓刑事』(6月23日終了)で夫婦役を演じていたダブル主演の橋本愛(30)にハラスメント行為を行なっていたと7月2日発売の『週刊文春』(文藝春秋、電子版は7月1日配信)で報じられ、それを受けて佐藤と所属事務所が猛反論するなど、大きな騒動となっている。 佐藤の所属事務所は1日夜、フジテレビは2日、橋本の所属事務所は3日にそれぞれの見解を発表していて、佐藤の事務所とフジテレビ・橋本の事務所で意見が対立しているような状況だ。 騒動が過熱するなか、フジテレビは7月7日に5300字に及ぶ文書を公表。《関係者に対する誹謗中傷や、憶測・事実誤認に基づく情報発信が広がった結果、主演を務めたお二人の俳優に対して、多大なるご負担とご心労をお掛けする現状となっていることについて、当社としてお詫び申し上げます》と謝罪しつつ、騒動の経緯を詳細に説明する内容だった。 佐藤は7日夜にXを更新し、《フジテレビは、なぜ、そこまで片方だけに寄り添うんでしょうか。残念です。(略)フジの局員にも関わらず、僕に激励のメールくれたみんな、ごめん。僕は心から、もうフジとは関わりたくないです》と、フジへの“絶縁宣言”と取れる内容を投稿。そして前述の『新潮』のインタビューでは、《なぜ、フジは現場を適切に仕切り、一貫した基準をきちんと設けることができなかったのでしょうか》などと訴えた。 映画ライターは言う。 「佐藤さんとフジテレビの関係が深刻な状況になっているのが明らかになり、大ヒット映画『爆弾』の“今後の展開”への影響を心配する声が多く寄せられています」 佐藤が準主役で出演した山田裕貴(35)主演の映画『爆弾』(2025年10月31日公開)は、呉勝浩氏によるミステリーランキング2冠のベストセラー小説(講談社)が原作で、興行収入30億円を超える大ヒットを記録した作品。爆弾のありかを探す警察と犯人との取調室での対決と、東京中を駆け巡る爆弾探しが同時進行で描かれる”令和最大の衝撃作”である。 佐藤が演じたのは、“スズキタゴサク”を名乗る素性不明の男性。彼は、酒屋で暴れたことで逮捕されて取調べを受けている最中に連続爆破事件を予告し、それにより警察や世間が混乱に陥り——という作品だ。 佐藤は同作での演技が高く評価されて、第49回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞。タゴサクを演じるにあたり、10円ハゲを特殊メイクではなく実際に剃って作ったという。 また、劇中でタゴサクが動画サイトに投稿した「○○は殺すべきです。××(※雑な理由)だからです」という、発言を何度も繰り返して最後に被害者面をして締める動画がSNSで大バズリし、いまやネットミーム“スズキタゴサク構文”として定着している。 「そんな社会現象級のヒット作となった『爆弾』ですが、原作小説には続編があるんです。映画のラストから繋げられる内容でもあるため、そちらも実写化してほしいというファンは少なくありません」(前同)