公益財団法人さいたま市スポーツ協会の通帳とキャッシュカードが同協会職員に盗まれたとされる事件で、県警は3日、勤めていた協会の預金約365万円を着服したとして、同市南区南本町2、同協会職員、三浦宏樹(こうたつ)容疑者(36)を業務上横領容疑で再逮捕したと発表した。 再逮捕容疑は5月15日、さいたま市南区などの現金自動受払機(ATM)で、協会名義の口座から預金を5回にわたり引き出して、366万832円を着服したとしている。容疑を認めているという。 県警によると、三浦容疑者が着服したとみられる現金は、6月に協会が発表していた約3500万円に上る使途不明金の一部という。競馬などのギャンブルに充てられていたとみられる。 協会で会計担当だった三浦容疑者は5月の決算監査中、通帳などを持ち出して行方不明になっていた。その後、浦和西署が7月、協会が所有する通帳2通とキャッシュカード2枚を盗んだとして窃盗容疑で逮捕していた。 協会は同月27日、会計を精査して総額約3578万円の被害を受けたとして、業務上横領容疑で同署に被害届を提出した。県警は他の使途不明金についても捜査を進めている。【板鼻歳也】