ワシントン州の破滅的森林火災 警察放火容疑で37歳の男を逮捕

スポケーン、ワシントン州、8月4日 (AP) ー 米西海岸北部ワシントン州第2の都市スポケーンとその周辺で、数百棟もの住宅や建造物を破壊した壊滅的な森林火災をめぐり、放火の疑いで地元の男が3日に逮捕された。 スポケーン郡警察によると、アーロン・F・ファリナッチ容疑者(37)は、スポケーン周辺で発生している3つの火災のうち最大の「オールド・トレイルズファイア」に関連し、第1級放火の疑いで逮捕・収監された。 一連の火災により、これまでに少なくとも700棟の建物が焼失し、約6万7000人に避難指示が出された。当局は他の2つの火災の原因については言及していない。 地元警察が3日夜に語ったところによると、草むら近くの道路脇でかがみ込む不審な様子の男を目撃した地域住民からの情報提供が、ファリナッチ容疑者特定へとつながったという。ただし、最初の聴取後に容疑者は一旦釈放されていた。 その後、重大犯罪捜査班の刑事らがボディカメラの映像や報告書から捜査を進めた結果、再び同容疑者を特定し、目撃者が容疑者を見た場所が火災の発火点であったと断定した。 スポケーン郡検事によると、ファリナッチ容疑者の初公判は4日に行われる予定。容疑者に弁護人がついているかどうかは即座に確認できていない。なお、同容疑者にはアリゾナ州での過失致死罪による重罪前科がある。 「オールド・トレイルズファイア」は1日、スポケーン中心街の北西で発生。その後スポケーン川を越えて住宅街を襲った。 3日早朝、週末にかけて乾燥した地域に一気に広がった火災で自宅が全壊し、がれきと化した敷地へと戻る住民の姿が見られた。住宅の煙突だけが残されている場所もあった。 3つの火災による焼失面積は、3日の時点で合計約32平方キロに達した。 空は煙と霞に覆われたが、風が弱まり気温が下がったことが消防隊の消火活動を後押しした。ただし、週半ばには再び高温で乾燥した天候に戻る見込みだ。 スポケーンのある地区では、黒焦げになった車両や熱で変形したボート、溶けたプラスチック製のゴミ箱が残されていた。その向かい側では、芝生が青々と茂り被害を免れた住宅もあり、住民たちがホースやスプリンクラーで敷地に撒水し続けていた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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