従業員だった男性を電気スタンドで暴行しけがをさせたなどとして、長崎地検は5日、41歳の男を傷害罪などで起訴しました。一緒に逮捕・送検されていた37歳の妻は不起訴処分としました。 ■殴り踏みつけ「電気スタンド」で殴った疑い 起訴されたのは、長崎市上戸町2丁目に住む防水工事業を営む男(41)です。 起訴状などによりますと、男は2025年5月中旬ごろ、当時従業員だった男性に辞職を断念させるため、長崎市にある倉庫内で男性の顔を拳で複数回殴り、さらに転倒した男性の顔を複数回足で踏みつけた上、頭を電気スタンドで1回殴り、加療1週間から10日のケガをさせたとされています。 ■「全裸」で電線、スプレー缶で火炎放射の疑いも 男は同じ男性に対し、スプレー缶の噴霧により増幅させた「カセットガス用トーチバーナー」の火を身体に噴射してやけどを負わせたとして傷害などの罪で起訴されています。 料理やキャンプなどで使う強力なバーナーに、さらにスプレー缶を併用して意図的に炎を巨大化させて火炎放射を浴びせたとみられており、極めて残虐な手口です。 さらに男は、同じ男性を全裸の状態にし、電柱の間の電線を渡らせるなどした不同意わいせつと強要の罪にも問われています。 ■一緒に逮捕された妻は不起訴 一連の事件で一緒に逮捕・送検されていた事務職員の妻(37)について、長崎地検は不起訴処分としました。理由について「関係する証拠の内容を踏まえた」としています。 起訴された男(41)については今後、裁判員裁判が予定されています。