元テレビ朝日社員の玉川徹氏が19日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。殺人未遂罪で起訴された男が勾留の執行停止中に逃走したことについて言及した。 函館地検は18日、北海道函館市の自宅で妻を金づちで殴ったとして、殺人未遂罪で起訴された同市の無職の男の被告(77)が病気の治療のため勾留の執行停止中、入院先の市内の病院から16日夕に姿を消し、行方不明になっていると明らかにした。道警などが行方を追っている。 志村敬次席検事は18日の記者会見で「国民に不安を与えかねない事態になったことは遺憾」と述べた。事案公表が2日後になったことについては「被告が他害行為に及ぶ危険性がなく、公表により地域住民に不安を与えるため」と弁解。危険性がない根拠などは「総合的判断」と具体的な説明を避けた。 地検によると、被告は16日朝、病気の治療のため函館地裁に勾留執行停止を認められ、市内の病院に入院。同日夕に所在不明となり、勾留執行停止は取り消された。被告は6月16日、同居する70代の妻の頭部を金づちで複数回殴打したとして、殺人未遂容疑で逮捕。7月17日に同罪で起訴された。起訴状によると、妻は1カ月のけがを負った。 玉川氏は「これ結局、勾留停止を決定したのは裁判所だということになるんですよね。厳密に言うと裁判所がもしかしたら判断を間違ったということにはなるんですけど、ただ裁判所に勾留を停止することが是か非かということの材料を提供するのは検察なので、その材料がちゃんと判断材料として正しかったのかっていう問いにもなりますよね」と指摘。 続けて「さらに言うと、今回勾留をしていたわけですけど、本当は勾留の方が原則ではないわけですよね、もっと根本的な話をすると。地検の対応というところを見て、この人は他者に危害を与える恐れがないんですね。それから犯罪を認めているわけですよね。だから証拠隠滅の恐れもないということになると、じゃあなんで勾留してたんだろうという疑問も出てくるということなんですね」と説明し、「だから、これもうちょっといろいろ調べないといけないかなという気がします」と自身の受け止めを述べた。