先端技術や世界の文化を披露した大阪・関西万博。半年間で延べ2500万人以上が訪れて盛況となったが、無許可工事や代金未払いなどの問題が会場建設で相次いだ。識者は法令順守が不徹底だったと指摘した。 アンゴラ館とタイ館では無許可で工事をした疑いで、大阪府警は大阪市と群馬県高崎市の建設会社をそれぞれ書類送検した。日本国際博覧会協会によると、11カ国の海外館工事などでは業者から代金未払いについての相談があった。 今回、竹中工務店で総括作業所長を務めた男が、下請けに代金を水増し請求させた疑いで逮捕された。会場シンボルで、閉幕後は「レガシー(遺産)」として一部保存となった「大屋根リング」の工事にも同社は関わっていた。